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退職後のハローワークはいつまで?期限は離職翌日から1年【2026年】

退職後のハローワークはいつまで?期限は離職翌日から1年【2026年】

この記事では、退職後にハローワークへ行く期限を、失業保険の受給期間(離職日の翌日から1年)を軸に整理します。手続きが遅れたときの損、離職票が届かないときの動き方、受給期間の延長制度まで確認できます。

目次 閉じる

  1. 退職後のハローワークはいつまでに行く?期限は離職日の翌日から1年
  2. 退職後にハローワークで失業保険を受け取るまでの流れと持ち物
  3. 退職後すぐハローワークに行けないとき|離職票が届かない・働けない場合の対処
  4. 退職後の期限はハローワークだけではない|手続き別の一覧
  5. 自己都合退職の給付制限は1か月|受給開始時期と給付日数
  6. 転職が決まりそうなときも手続きは意味がある|再就職手当と履歴書
  7. まとめ
  8. 退職後のハローワークに関するよくある質問
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退職後のハローワークはいつまでに行く?期限は離職日の翌日から1年

失業保険(雇用保険の基本手当)を受け取れるのは、原則として離職日の翌日から1年間です。この期間を受給期間と呼び、ハローワークでの手続きも、この1年の中で済ませる必要があります。

受給期間の数え方

離職日受給期間の最終日
2026年9月30日2027年9月30日
2026年10月31日2027年10月31日
2026年12月31日2027年12月31日

最終日を過ぎると、所定給付日数が残っていても失業保険は受け取れません。

1年以内ならいつ行っても同じ、ではない理由

期限は1年でも、遅く行くほど受け取れる日数が減ります。受給期間は離職日の翌日から動き出し、手続きの遅れでは止まらないためです。申込み後には、待期7日と、自己都合退職の場合は給付制限1か月も加わります。

  • 所定給付日数が90日の人が、退職から9か月後に申込んだ場合、待期と給付制限を経て受給が始まるのは約10か月後
  • 受給期間の最終日までは残り約2か月弱で、受け取れるのは約50日分(概算)
  • 本来の90日分のうち、約40日分は受け取れないまま期限を迎える

「貯金があるから、もう少し休んでから」と先延ばしにして、気づけば半年過ぎていた、というケースは珍しくありません。手続きの期限は1年でも、動き出しは早いほど有利です。

退職後にハローワークで失業保険を受け取るまでの流れと持ち物

受給できる条件

  • 離職日以前2年間に、雇用保険の被保険者期間が通算12か月以上ある(倒産・解雇などの場合や特定理由離職者は、離職日以前1年間に通算6か月以上)
  • 働く意思と能力があり、積極的に求職活動をしている

被保険者期間は、賃金支払いの基礎日数が11日以上ある月(または労働時間が80時間以上の月)を1か月として数えます。

手続きの流れ

  1. 会社から離職票-1・離職票-2を受け取る
  2. 住所地を管轄するハローワークで求職の申込みと受給手続きをする
  3. 受給資格が決定し、雇用保険の説明を受ける
  4. 7日間の待期期間を過ごす
  5. 自己都合退職の場合は、給付制限(原則1か月)を経る
  6. 原則4週間に1度の失業認定日にハローワークへ行き、認定を受けて支給される

持ち物

持ち物補足
離職票-1・離職票-2会社から郵送されることが多い書類
雇用保険被保険者証離職票に含まれる場合もある
個人番号(マイナンバー)が確認できる書類マイナンバーカードがあれば1枚で済むことが多い
本人確認書類・写真・預金通帳など管轄ハローワークの案内で確認

受付は平日の日中のみです。求職申込みには時間がかかるため、午前中の来所がおすすめです。

退職後すぐハローワークに行けないとき|離職票が届かない・働けない場合の対処

離職票が届かないときは「待たずに動く」

離職票は、通常は退職後10日〜2週間ほどで届きます。法律上、会社は退職後10日以内にハローワークへ手続きをする義務があります。ここで注意したいのは、離職票が届かない間も、受給期間の1年は進み続けることです。

  1. 退職後2週間を過ぎても届かないときは、会社の人事・総務に発行状況を確認する
  2. それでも進まなければ、ハローワークに相談する
  3. 離職票がなくても、退職証明書や給与明細などで「仮手続き」に対応してもらえる場合がある。仮手続きをすると、待期期間を先に進められる

会社が対応しないときは、会社を管轄する労働基準監督署へ相談する方法もあります。

病気・出産・育児・介護で働けないときは受給期間を延長できる

退職後すぐに働けない事情がある場合は、ハローワークに申請すれば受給期間を延長できます。

  • 延長の対象は、病気・けが、妊娠・出産、育児、親族の介護などで、引き続き30日以上職業に就けないとき
  • 働けない期間の分だけ延長でき、延長は最長3年。本来の1年と合わせて、最長4年以内まで受給期間を延ばせる
  • 延長しても給付日数は増えず、延長している間は支給もない
  • 申請が遅れると、所定給付日数をすべて受け取れなくなるおそれがあるため、早めに申請する

「落ち着いたら行こう」と考えているうちに、延長の申請もしないまま1年が過ぎてしまう人がいます。働けない事情があるなら、期限が来る前に延長を申請するのが原則です。60歳以上の定年退職者には別の延長ルールがあるため、窓口で確認してください。

退職後の期限はハローワークだけではない|手続き別の一覧

ハローワークの1年に目が向きがちですが、退職後は期限の短い手続きが他にもあります。

手続き期限の目安窓口
失業保険の受給(求職申込み)離職日の翌日から1年以内(早いほど有利)ハローワーク
国民健康保険の加入退職の翌日から14日以内市区町村
国民年金の加入退職の翌日から14日以内市区町村
再就職手当の申請就職日の翌日から1か月以内ハローワーク
受給期間の延長30日以上働けない日の翌日以降、延長後の受給期間の最終日まで(早めが原則)ハローワーク

国民健康保険の保険料は、加入手続きの日からではなく、職場の健康保険をやめた日までさかのぼって納めます。手続きが遅れても、保険料は免除されない点に注意してください。

自己都合退職の給付制限は1か月|受給開始時期と給付日数

給付制限は2025年4月から原則1か月に短縮

自己都合で退職すると、7日間の待期期間の後に給付制限がかかります。退職日が令和7年(2025年)4月1日以降なら原則1か月で、3月31日以前の2か月から短縮されています。

離職の理由・状況給付制限
自己都合退職(令和7年4月1日以降の退職)原則1か月
退職日から遡って5年間に2回以上、正当な理由なく自己都合退職し受給資格決定を受けた場合3か月
自己の責めに帰すべき重大な理由による解雇3か月
リ・スキリングのために教育訓練等を受けた(受けている)場合給付制限が解除される

会社都合の退職などでは、給付制限がかからず、待期7日の後から受給が始まります。

自己都合で退職した場合の所定給付日数

雇用保険の被保険者期間所定給付日数
1年以上5年未満90日
5年以上10年未満120日
10年以上150日

会社都合など特定受給資格者の場合は、年齢と被保険者期間によって90日〜330日で決まります。

転職が決まりそうなときも手続きは意味がある|再就職手当と履歴書

「すぐ次の仕事に就くなら、ハローワークに行く必要はない」と考える方もいます。ただ、失業保険を受け取らないまま就職してしまうと、再就職手当の対象にもなりません。

再就職手当の主な条件

  • 支給残日数が、所定給付日数の3分の1以上ある
  • 1年を超えて勤務することが確実と認められる
  • 待期期間の満了後に就職している(給付制限がある場合は、待期満了後1か月以内の就職はハローワーク等の紹介によることが必要)
  • 受給資格決定(求職申込み)の前から採用が内定していた会社ではない

支給率は、支給残日数が所定給付日数の3分の2以上なら70%、3分の1以上なら60%です。申請は就職日の翌日から1か月以内に行います。受給手続きが早いほど残日数が多く残り、手当の対象になりやすくなります。

退職後の履歴書も早めに準備を

就職活動を始めるなら、書類の準備も並行して進めたいところです。ハローワークの窓口では、応募書類の相談もできます。詳しくはハローワークでの履歴書添削の頼み方をご覧ください。

退職済みの場合、職歴欄の最後を「現在に至る」と書くのは誤りです。書き方は履歴書の「現在に至る」の書き方で確認できます。

まとめ

退職後のハローワークの期限のまとめ

  • 失業保険の受給期間は離職日の翌日から1年で、過ぎると残りの給付日数は受け取れない
  • 1年以内でも、申込みが遅れるほど受け取れる日数が減る
  • 離職票が届かなくても1年は進むため、2週間を過ぎたら仮手続きを相談する
  • 病気・出産・育児・介護で働けないときは、受給期間を最長4年以内まで延長できる
  • 自己都合退職の給付制限は、令和7年4月1日以降の退職なら原則1か月
  • 国民健康保険と国民年金は退職の翌日から14日以内に手続きする

退職日が決まったら、まず離職票の発行を会社に依頼してください。

退職後のハローワークに関するよくある質問

退職後1年を過ぎると、ハローワークでは何もできませんか?

失業保険は受給期間(離職日の翌日から1年)を過ぎると受け取れません。ただし、求職の申込みをして、職業相談や求人紹介を受けることは可能です。延長が認められている場合は、受給期間が延びていないか確認してください。

退職後、何日以内にハローワークへ行く必要がありますか?

失業保険の求職申込みに、何日以内という短い期限はありません。受給期間の1年以内であれば手続きできます。ただし、遅れるほど受け取れる日数が減るため、離職票が届いたら早めに行くのが安全です。

離職票が届かない間も、受給期間の1年は進みますか?

進みます。離職票の遅れで受給期間は止まりません。退職後2週間を過ぎても届かない場合は、会社に確認したうえでハローワークに相談し、仮手続きができないか確認してください。

転職先がすでに決まっている場合も、ハローワークに行く必要がありますか?

就職が決まっていて働く状態にある場合は、失業保険の対象になりません。就職までに間が空くときは、受給手続きをしたうえで再就職手当を受け取れる場合があるため、窓口で相談してください。