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転職期間は平均何カ月?内定まで3カ月未満が約7割【2026年】

転職期間は平均何カ月?内定まで3カ月未満が約7割【2026年】

この記事では、転職期間の平均を最新の調査データで整理します。内定まで3カ月未満が約7割という数字の読み方、入社までを含めた全体スケジュール、期間が長引く原因と空白期間の考え方を解説します。

転職期間の平均は?内定まで3カ月未満が約7割

マイナビの「転職動向調査2026年版(2025年実績)」によると、転職を考え始めてから内定通知を受けるまでの期間は、3カ月未満が約7割でした。前年は6割強で、短い期間で決める人が増えています。

内定までの期間の分布

内定までの期間割合
2週間未満12.2%
2週間〜1カ月未満10.7%
1〜2カ月未満25.9%
2〜3カ月未満21.2%
3カ月以上約30%

出典:マイナビ「転職動向調査2026年版(2025年実績)」。転職を意識して求人情報を調べ始めてから、内定通知を受けるまでの期間です。

厚生労働省の「令和2年転職者実態調査」でも、転職活動期間は1カ月以上3カ月未満が28.8%で最も多く、3カ月以上6カ月未満は15.7%でした。時期の異なる2つの調査で、中心は1〜3カ月という傾向が一致しています。

「平均2カ月」「平均3カ月」と記事ごとに数字が違う理由

転職期間の平均を調べると、2カ月と書く記事もあれば3カ月と書く記事もあります。間違いではなく、数え始める時点と終わりの時点が違うだけです。

  • 起点:転職を意識した日か、最初に応募した日か
  • 終点:内定が出た日か、新しい職場に入社した日か
  • 集計方法:平均値か、最も多い区分か

「自分は何カ月かかるのか」を知りたいときは、起点と終点を揃えて見る必要があります。次の章で、入社までを含めた期間に直します。

入社までを含めた転職期間のスケジュール

内定が出ても、そこで転職は終わりません。在職中に転職した人は、内定後に退職の手続きと引き継ぎがあり、入社までに時間がかかります。

内定から退職・入社までは平均1カ月半

区間期間の目安
転職を考え始めてから内定通知まで3カ月未満が約7割(中心は1〜3カ月)
内定から前職を退職するまで平均38.5日
内定から新しい職場に入社するまで平均48.5日(1〜2カ月が63.8%)

出典:マイナビ「転職動向調査2026年版(2025年実績)」。退職・入社までの日数は、在職中に転職した人が対象です。

内定まで約2カ月、入社まで約1カ月半と足すと、考え始めてから入社までは4カ月前後が一つの目安になります。調査の数字を足した概算なので、個人差はあります。

退職の申し入れについては、期間の定めのない雇用契約であれば、法律上は申し入れから2週間で終了できます(民法第627条第1項)。ただ、実際には引き継ぎの期間が必要になるため、平均は38.5日と法律上の最短より長くなっています。

入社希望日から逆算する

「この時期までに新しい職場で働きたい」という日があるなら、そこから逆算します。4カ月前後に、書類の準備や選考が思うように進まない余裕を加えて、入社希望日の約半年前に動き出すと焦らずに済みます。

  • 入社希望日の約6カ月前:自己分析・求人情報の収集・書類の準備
  • 約5〜3カ月前:応募と面接。複数社を並行して進める
  • 約3〜2カ月前:内定。入社日と退職日を調整する
  • 約2カ月前〜入社:退職の申し入れ、引き継ぎ、有給休暇の消化

在職中と退職後で転職期間はどう変わるか

同調査では、在職中に転職活動をした人が74.3%でした。多くの人が、今の職場で働きながら次を探しています。

在職中に活動退職後に活動
使える時間平日夜と休日に限られる日中の面接にも対応しやすい
活動期間の傾向日程調整が必要で、やや長くなりやすい短期集中で進めやすい
収入途切れない活動中は途絶える
気持ちの余裕不採用でも生活は変わらない決まらない月が続くと焦りが強くなる
入社まで引き継ぎで内定後1〜2カ月かかる内定後すぐ入社できる

「辞めてから集中して探したほうが早く決まる」と考えて先に退職する人もいます。ただ、早く決まる保証はありません。決まらないまま貯金が減ると、条件を妥協して応募先を絞ってしまう人が少なくありません。退職後に活動するなら、3カ月で決まらなくても暮らせる生活費を用意してから辞めるのが現実的です。入社後の最初の給与が振り込まれるまでにも時間がかかるためです。

転職期間が長引く5つの原因と対処法

内定まで3カ月以上かかる人は約3割います。長引くこと自体は珍しくありません。ただし、原因が自分の動き方にある場合は、見直せば縮められます。

原因起きていること対処法
希望条件が多すぎる応募できる求人がほとんど残らない絶対に譲れない条件を2〜3個に絞る
転職の目的が曖昧志望動機が薄くなり、面接で落ちる辞めたい理由を、次の職場で実現したいことに言い換える
1社ずつしか応募しない結果待ちの間に何週間も止まる選考中の企業を常に3〜5社持つ
書類・面接の準備が足りない書類が通らない状態が続く応募10社前後で書類が通らなければ、まず書類を見直す
準備に時間をかけすぎる応募を始める前に1カ月以上使う準備は1カ月以内と決め、完璧でなくても応募を始める

4つ目の「書類が通らない」は、期間が長引く人が一番抜け出しにくい状態です。落ちる理由が見えないまま応募を重ねると、1カ月、2カ月と過ぎていきます。応募した数と書類が通った数を書き出すと、書類で止まっているのか、面接で止まっているのかが分かります。

一人で原因を切り分けるのが難しい場合は、転職エージェントを使う方法もあります。求人の紹介だけでなく、書類の添削や面接の日程調整を任せられるため、在職中で時間が限られる人ほど期間を縮めやすくなります。

転職期間のブランクは何カ月から気になる?

退職してから転職活動をすると、仕事をしていない期間が生まれます。「このブランクは面接で不利になるのか」は、転職期間と同じくらい気になる点です。

ブランクが何カ月から問題になるかという法律や共通の基準はありません。目安として、採用担当者が理由を気にし始めるのは3カ月以上とする解説が多く見られます。先ほどの調査でも、3カ月未満で内定が出る人が約7割のため、3カ月までは一般的な範囲と受け取られやすいようです。

3カ月を超えたときの伝え方

ブランクが長くなっても、面接で説明できれば評価は大きく下がりません。伝えるときは、次の3点を順に話します。

  • 何をしていた期間か(転職活動、資格の勉強、家族のサポートなど)
  • その期間に何をしたか(応募した社数、学んだ内容など、数字や事実で)
  • 現在は問題なく働ける状態か

逆に評価を下げるのは、期間の長さそのものより、聞かれて言葉に詰まることです。「何となく探していた」という答えは、計画性がないという印象につながります。応募先を絞り込んだ理由や、選考を受けた数を具体的に話せるように準備しておいてください。

まとめ

  • 内定までの転職期間は、3カ月未満が約7割で、中心は1〜3カ月
  • 内定から入社までは平均48.5日。考え始めてから入社までは4カ月前後が目安
  • 入社希望日の約半年前から動き出すと、余裕を持って進められる
  • 在職中は収入が途切れない。退職後に活動するなら生活費を先に確保する
  • 3カ月を超えるのは約3割。応募数と書類通過数を数えると原因が分かる
  • ブランクは3カ月が一つの目安。何をしていたかを具体的に説明できれば不利になりにくい

転職期間は、決まった日数ではなく、動き方で変わります。まず入社希望日を決めて、そこから半年前の日付をカレンダーに入れてください。

転職期間に関するよくある質問

転職活動が3カ月以上続いています。長いほうですか?

3カ月以上かかった人は約3割いるため、特別に長いわけではありません。ただし、応募しても書類が通らない状態が続いている場合は、書類や志望動機の見直しが必要です。応募数と書類通過数を数えて、どこで止まっているかを確認してください。

転職活動はいつから始めればよいですか?

入社希望日の約半年前が目安です。内定まで約2カ月、内定から入社まで平均48.5日かかるため、合計で4カ月前後を見込み、そこに余裕を足した期間です。

退職してから転職活動をすると、面接で不利になりますか?

1〜2カ月程度のブランクであれば、不利になることは多くありません。一般に3カ月以上で理由を聞かれやすくなるため、何をしていたかを具体的に説明できるようにしておけば問題ありません。

内定後、入社まで待ってもらえる期間はどのくらいですか?

在職中に転職した人は、内定から入社まで平均48.5日で、1〜2カ月が63.8%でした。引き継ぎに必要な期間は、内定の承諾前に企業へ伝えて入社日を相談してください。