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【2026年】世界の建設会社ランキング|売上高Top30の企業とシェア率を徹底比較

この記事では、世界の建設会社売上高ランキングTOP30を最新データで比較し、中国・欧米の大手企業や日本のスーパーゼネコン5社のグローバルポジションを解説します。

建設市場の将来性や、建設業界への転職に役立つ情報も紹介します。

世界の建設会社ランキング2026【売上高TOP30一覧】

下表は、Deloitte「Global Powers of Construction 2025」(2025年7月28日発表)をもとにまとめた、世界の建設会社売上高ランキングTOP30です。

※売上高はいずれも2024年度の年間実績値(億ドル換算)。
※TOP100内シェアはTOP100合計売上高1兆9,780億ドルを分母として算出。

順位企業名本社売上高(億ドル)TOP100内シェア
1位中国建築中国約2,900約14.7%
2位中国中鉄中国約1,500約7.6%
3位中国鉄建中国約1,480約7.5%
4位中国交建中国約930約4.7%
5位電建中国約820約4.1%
6位VINCIフランス約780約3.9%
7位Bouyguesフランス約610約3.1%
8位ACS Groupスペイン約450約2.3%
9位HOCHTIEFドイツ約260約1.3%
10位Turner Construction米国約215約1.1%
11位鹿島建設日本約185約0.9%
12位Skanskaスウェーデン約175約0.9%
13位大林組日本約175約0.9%
14位STRABAGオーストリア約172約0.9%
15位Bechtel米国約165約0.8%
16位Kiewit米国約155約0.8%
17位大成建設日本約144約0.7%
18位China Metallurgical Group中国約130約0.7%
19位清水建設日本約130約0.7%
20位Shanghai Construction Group中国約115約0.6%
21位China Energy Engineering中国約110約0.6%
22位Larsen & Toubroインド約105約0.5%
23位Whiting-Turner米国約97約0.5%
24位Samsung C&T韓国約88約0.4%
25位Fluor米国約82約0.4%
26位竹中工務店日本約78約0.4%
27位Hyundai E&C韓国約75約0.4%
28位Balfour Beatty英国約72約0.4%
29位Eiffageフランス約70約0.4%
30位AECOM米国約68約0.3%

上位30社の国別内訳を見ると、中国が圧倒的な強さを誇り、上位5位を独占。フランス・米国・日本が続く構図です。Deloitte GPoC 2025レポートによれば、TOP100の総売上1兆9,780億ドルのうち中国企業が51.2%を占め、欧州22.0%、日本9.1%、米国8.8%、韓国4.7%の順となっています。
日本からはスーパーゼネコン5社(鹿島・大林組・清水・大成・竹中)が名を連ねており、技術力と品質で世界市場における存在感を示しています。

スーパーゼネコン(スーゼネ)とは?主要5社を特徴・強み・実績・年収で徹底比較 非公開: スーパーゼネコンとは|5社の売上・年収比較【2026】

世界ランキング上位の建設会社は規模・実績ともに魅力的ですが、転職先として好条件を狙える企業は世界的大手だけではありません。

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世界を牽引する中国の建設会社

1位 中国建築股份(China State Construction Engineering)

世界最大の建設会社は、中国の国有企業「CSCEC/中国建築(China State Construction Engineering Corporation)」です。年間売上高は約2,900億ドル(約43兆円)で、2位以下を大きく引き離す規模を誇ります。従業員数は36万8,000人超。国内の高層ビル・インフラ整備から、海外のBelt and Road Initiative(一帯一路)プロジェクトまで幅広く手掛けています。

同社の特徴は、「設計・調達・施工(EPC)」の一括受注体制と、国家支援による低コスト融資の活用にあります。アフリカ・東南アジアでのインフラ整備を積極的に受注しており、2025年にはエジプト新行政首都の中央ビジネス地区(総額38億ドル)の主要コントラクター兼運営会社として確認されるなど、国際建設市場でのシェア拡大を続けています。

なぜ中国企業は強いのか?3つの理由

世界の建設会社ランキングで中国が上位を独占する背景には、以下の3つの構造的要因があります。

  • 巨大な国内需要:中国国内では都市化・住宅開発・インフラ整備が継続しており、国有企業が巨大プロジェクトを安定的に受注できる
  • 国家支援による競争力:政府系ファンドや国策銀行からの低利融資により、海外案件でも競合他社より有利な条件で受注できる
  • 一帯一路(BRI)による海外展開:アフリカ・東南アジア・中東など140カ国超でインフラ建設を受注し、グローバルシェアを急速に拡大

一方で、近年は中国不動産市場の低迷や海外案件での債務問題が顕在化しており、2024年のTOP100合計売上高が前年比1%減となるなど、今後の成長に課題が生じている面もあります。

世界で戦う日本のスーパーゼネコン5社

日本からは「スーパーゼネコン」と呼ばれる大手5社が、世界の建設会社ランキングTOP30に名を連ねています。各社の売上・年収の詳細はスーパーゼネコン5社のランキング比較記事で解説しています。

鹿島建設・大林組・大成建設・清水建設・竹中工務店などのスーパーゼネコンは、高い年収や大規模案件が魅力です。

一方で、好条件の転職先はスーパーゼネコン5社だけではありません。ジョブリー建設では6万件以上の建設求人を取り扱っており、年収・休日・勤務地などを比較しながら、スーパーゼネコンと同水準の待遇を狙える求人まで幅広く探せます。

スーパーゼネコンだけじゃない!

鹿島建設:世界11位・売上約185億ドル

日本のスーパーゼネコンの中でトップに位置するのが鹿島建設(世界11位)です。1840年創業の老舗ゼネコンで、土木・建築・海外事業の三本柱で事業を展開しています。2026年3月期の連結売上高は3兆672億円と建設業界で初めて3兆円を突破し、5期連続の増収増益を達成しました。海外売上高は1兆919億円で、アジア・北米・欧州に海外拠点を持ち、大型インフラプロジェクトへの積極的な参入が世界順位を押し上げています。

大林組:世界13位・売上約175億ドル

大林組(世界13位)は、超高層ビル・スタジアム・トンネル工事などで高い技術力を持つゼネコンです。台湾・シンガポール・米国などで大型建築プロジェクトを受注し、海外売上比率の向上を進めています。2026年3月期の連結売上高は2兆5,862億円、営業利益は1,947億円(前期比36.6%増)と大幅な増益を達成しました。

大成建設:世界17位・売上約144億ドル

大成建設(世界17位)は、地下工事・シールドトンネル技術で世界屈指の実績を誇るゼネコンです。国内では東京五輪関連施設・新国立競技場の建設を担当したことでも知られています。2026年3月期の連結売上高は2兆900億円、営業利益は1,480億円と前年の802億円からさらに大幅増益を記録しました。海洋土木大手の東洋建設を完全子会社化し、国内最大規模の土木事業グループとなっています。

清水建設:世界19位・売上約130億ドル

清水建設(世界19位)は、病院・研究施設・データセンターなど「高難度建築」を得意とするゼネコンです。1804年創業という長い歴史を持ち、技術研究所を中心とした建設DX・AI活用への投資にも積極的です。2026年3月期の連結売上高は2兆578億円(前期比5.8%増)と2兆円台に乗せ、営業利益は1,186億円(前期比67.1%増)と大幅な利益成長を達成しました。

竹中工務店:世界26位・売上約78億ドル

スーパーゼネコン5社の中で唯一の非上場企業が竹中工務店(世界26位)です。「建築一筋」を社是に掲げ、商業施設・空港・美術館など意匠性の高い建築を得意とします。米国・欧州にも拠点を持ち、海外の高付加価値建築プロジェクトを積極受注しています。非上場ゆえの長期的視点での経営が、独自の技術力と社風を育てています。

企業名世界順位売上高(億ドル)TOP100内シェア主な強み
鹿島建設11位約185約0.9%土木・海外インフラ
大林組13位約175約0.9%超高層ビル・海外建築
大成建設17位約144約0.7%地下工事・シールドトンネル
清水建設19位約130約0.7%高難度建築・建設DX
竹中工務店26位約78約0.4%意匠建築・非上場経営

大手ゼネコンへの転職を考えるなら、企業ランキングだけでなく、自分の経験・資格で実際にどの企業を狙えるのかも確認しておきましょう。

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あなたの経験ならどこを狙える?

外資系・欧米の有力建設会社ランキング

中国・日本以外にも、欧米には世界市場で強い存在感を持つ外資系建設会社が複数存在します。グローバルで活躍する代表的な企業を紹介します。

フランス・VINCI:世界6位・売上約780億ドル

VINCIはフランスを代表する総合インフラ企業で、道路・空港・エネルギー・建設の4事業を展開する複合型コングロマリットです。年間売上高は約780億ドル(約11.5兆円)。フランス国内だけでなく、ヨーロッパ・中東・アフリカ・アジアなど100カ国超でプロジェクトを手掛けており、非中国企業の中では最大規模の建設グループとなっています。2024年の売上高は約680億ユーロに達しており、欧州の脱炭素化・グリーンインフラ需要の追い風を受けています。

スペイン・ACSグループ:世界8位・売上約450億ドル

ACSグループはスペインの大手建設コングロマリットです。ドイツの大手ゼネコン「HOCHTIEF(9位)」の親会社であり、傘下にはオーストラリア最大手のCIMIC(旧Leighton)も抱えます。グループ全体でオーストラリア・米国・中東のインフラ案件に強みを持っており、エネルギー・交通インフラ・産業施設など多様なセクターでの施工実績が豊富です。2025年はグリーンインフラ・交通システム・都市開発プロジェクトを優先的に受注しています。

米国・Turner Construction:世界10位・売上約215億ドル

Turner ConstructionはドイツのHOCHTIEFの子会社として知られる、北米最大の総合ゼネコンです。ニューヨーク・ロサンゼルス・シカゴなど米国主要都市での高層オフィスビル、スタジアム、大学施設、医療施設などの施工に強みを持ちます。ENR Top 400 Contractors 2025では米国内売上1位(約139億ドル)を記録。AIブームを背景としたデータセンターや半導体工場など先端産業施設の建設需要増加により業績が拡大を続けています。

世界の建設市場規模と将来性

世界の建設市場は、2024年時点で約11兆3,900億ドル(約1,700兆円)の規模に達しています。Deloitte GPoC 2025レポートによれば、2030年には約16兆1,100億ドルまで拡大すると予測されており、年平均成長率(CAGR)は約5.5%(2025〜2030年)です。2025年の市場規模は約12兆1,000億ドルに達すると推計されています。

項目データ
2024年の市場規模約11兆3,900億ドル
2025年の市場規模(推計)約12兆1,000億ドル
2030年の予測市場規模約16兆1,100億ドル
年平均成長率(CAGR)約5.5%(2025〜2030年)
TOP100建設企業合計売上(2024年)1兆9,780億ドル(前年比▲1%)
中国企業のシェア(TOP100)51.2%

成長を牽引するのは主にアジア・アフリカ・中東の新興国市場です。特にアジア太平洋地域では、急速な都市化・人口増加・経済発展を背景としたインフラ需要が爆発的に拡大しています。中国・インドを筆頭に、インドネシア・ベトナム・フィリピンなど東南アジア諸国での道路・鉄道・港湾・住宅建設の需要が旺盛です。

一方、先進国市場(日本・欧米)では老朽インフラの更新・エネルギートランジション(再生可能エネルギー施設)・データセンター建設が新たな成長ドライバーとして台頭しています。日本国内でも、2026年3月期の大手ゼネコン上場4社は全社増益を達成し、鹿島建設が建設業界初の売上高3兆円突破を果たすなど、旺盛な民間投資と底堅い公共投資を背景に建設需要が高水準で推移しています。

  • アジア・インフラ需要:アジア太平洋地域が世界建設成長の53%を担い、中国・インド・東南アジアの都市化が長期成長を支える
  • グリーン建設:脱炭素・ZEB(ゼロエネルギービル)対応が義務化の流れにあり、高付加価値の環境建築市場が拡大
  • デジタル化:BIM(建物情報モデリング)・AI・自動化ロボットの普及により、大手企業ほど生産性向上の恩恵を受けやすい構造
  • データセンター需要:AIブームを背景に世界規模でデータセンター建設が急増しており、米国では通信セクターの建設売上が前年比59.7%増を記録するなど建設業界全体の追い風となっている

建設業界への転職におすすめのエージェント

世界の建設業界は今後も安定して成長が見込まれ、日本のスーパーゼネコンも、世界レベルで高い競争力を持つ魅力的な就職・転職先となっています。

一方、スーパーゼネコンへの転職は競争率が高く、応募から内定までのプロセスも複雑です。建設業界専門の転職エージェントを活用することをお勧めします。

建設業界でキャリアアップするなら、会社の規模だけでなく、今の経験をより高く評価してくれる企業を比較することが重要です。

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まとめ:世界の建設会社ランキングのポイント

  • 世界1位はCSCEC(中国建築)で売上約2,900億ドル。上位5社を中国企業が独占し、TOP100の51.2%を占める
  • 日本のスーパーゼネコン5社(鹿島・大林組・大成・清水・竹中)がTOP30に入り、技術力と品質で存在感を示す。鹿島建設は2026年3月期に業界初の売上高3兆円を突破し、上場4社すべてが増益を達成
  • 中国企業の強さの背景は「巨大な国内需要」「国家支援」「一帯一路による海外展開」の3つ。ただし2024年はTOP100合計売上が前年比1%減とやや鈍化
  • 世界の建設市場は2025年に約12.1兆ドル、2030年に約16.1兆ドルまで拡大予測。アジア・データセンター・グリーン建設が成長ドライバー
  • 建設業界への転職は専門エージェントを活用することで非公開求人や選考対策が受けられる

世界の建設市場は今後も成長が続く見通しです。建設業界でのキャリアアップや転職を検討する場合は、業界専門の転職エージェントに相談することで非公開求人や選考対策のサポートを受けられます。

ゼネコンランキングに関する詳しい情報は下記の記事で詳しく解説しておりますので、是非ご覧ください。

▶︎ゼネコンランキング|スーパーゼネコン・売上・年収まで徹底解説【2026最新版】

世界の建設会社ランキングに関するよくある質問

Q. 世界で最も大きい建設会社はどこですか?

世界最大の建設会社は、中国の国有企業「China State Construction Engineering Corporation(CSCEC/中国建築)」です。年間売上高は約2,900億ドル(約43兆円)で、2位以下に大きな差をつけています。従業員数は36万8,000人を超え、国内外で超大型プロジェクトを手掛けています。Deloitte GPoC 2025レポート(2024年度データ)では、TOP100合計売上1兆9,780億ドルのうちCSCEC単独で約14.7%を占めています。

Q. 世界ランキングで日本の建設会社は何位ですか?

日本からはスーパーゼネコン5社がTOP30入りしています。最上位は鹿島建設の世界11位(売上約185億ドル)で、続いて大林組13位・大成建設17位・清水建設19位・竹中工務店26位となっています。Deloitte GPoC 2025によれば、TOP100全体に占める日本企業のシェアは9.1%で、中国(51.2%)・欧州(22.0%)に次ぐ3位です。鹿島建設は2026年3月期に建設業界初の売上高3兆円超えを達成し、上場4社すべてが増益を記録するなど、業界全体として業績が拡大しています。

Q. 建設業界の世界市場は今後も成長しますか?

はい、成長が見込まれています。世界の建設市場は2024年に約11.4兆ドル規模でしたが、2025年には約12.1兆ドルに拡大し、2030年には約16.1兆ドルに達すると予測されています(CAGR約5.5%)。アジアのインフラ需要・脱炭素化対応・データセンター建設ブームが主な成長ドライバーです。特にアジア太平洋地域が世界全体の成長の53%を担うとされており、日本のゼネコンも積極的に海外展開を進めています。

参考:建設業界の転職エージェントおすすめランキング