ジョブリー
年収診断する
カンタン・30秒で完了

クボタのボーナスは平均194万円|年次別の支給額と口コミ

クボタのボーナスは平均194万円|年次別の支給額と口コミ

この記事では、クボタのボーナス(賞与)の平均支給額・支給時期・年次別の実態を、有価証券報告書や春季労使交渉の公表データ、社員の口コミをもとに解説します。同業の農業機械メーカーとの比較や、賞与比重が高い給与制度で注意すべき点もあわせて紹介します。

この記事の要点
  • クボタの賞与は口コミベースで年間平均194万円、目安は月給5〜7ヶ月分
  • 2024年春闘ではクボタユニオンの一時金要求215万円に満額回答
  • 入社1年目は夏が寸志止まりで、本格的な支給は2年目以降から

クボタのボーナス(賞与)は平均年間いくらか

2025年12月期の有価証券報告書によると、クボタの平均年間給与は861万円(平均年齢39.9歳、平均勤続年数13.5年)です。前期(2024年12月期)の825万円から上昇しており、厚生労働省の民間給与実態統計調査(令和6年分)による給与所得者の平均給与478万円と比べると、約1.8倍の水準にあります。ただし、この861万円は年収全体の平均値であり、賞与額そのものは有価証券報告書で個別に開示されていません。

  • 平均年間給与(有報データ):861万円(2025年12月期、前期は825万円)
  • 平均賞与(転職口コミ集計):年194万円、目安は月給5〜7ヶ月分

転職口コミサイトの実例では、設計職30代で200万円、企画職の係長クラスで300万円といった申告もあります。年収に占める賞与の比重が高いことが、クボタの給与制度の大きな特徴といえます。

支給時期と支給の仕組み(夏・冬)

クボタの賞与は、多くの日系製造業と同様に年2回の支給が基本です。ここでは支給時期の目安と、金額を左右する交渉の仕組みを整理します。

支給時期の目安

クボタの賞与は夏季(6月ごろ)と冬季(12月ごろ)の年2回に分けて支給されるのが一般的です。正確な支給日は年度ごとの労使交渉の妥結時期によって前後します。

一時金は「月数」ではなく「金額」で交渉される

2024年3月7日に公表された春季労使交渉の回答によると、クボタ本体の従業員約1万500人を対象に、クボタユニオンが求めた一時金215万円の要求に満額で回答されました。同時に賃金改定はベースアップ1万6000円、定期昇給7000円の合計月2万3000円となり、組合要求の2万円を3000円上回っています。トヨタなど自動車大手の労使交渉では一時金が「〇ヶ月分」という月数で示されることが多いのに対し、クボタユニオンの交渉は具体的な金額そのもので提示される点が特徴です。

翌2025年3月11日の回答では、クボタ本体の従業員約1万1000人を対象に月額6.24%(ベースアップ1万4500円、定期昇給7200円の合計月2万1700円)の賃上げが示され、ベースアップの実施は12年連続となりました。北米のトラクター市場が振るわない時期でも、同業他社に見劣りしない賃上げ水準を維持している点は、賞与の伸びしろを考えるうえでも参考になります。

区分時期の目安備考
夏季賞与6月ごろ労使交渉の妥結後に支給
冬季賞与12月ごろ業績・個人評価を反映

クボタ2024年3月7日・2025年3月11日付春季労使交渉回答・各種転職口コミサイトをもとに作成

入社年次別に見るボーナスの目安|1年目は寸志スタート

全社平均の194万円は、あくまで在籍年数が長い社員も含めた集計値です。転職口コミサイトの実例をもとに年次別の目安を整理すると、次のように支給額が段階的に増えていく傾向が見られます。

入社年次賞与の目安
1年目・夏寸志として15万円程度
1年目・冬〜2年目夏・冬それぞれ2.5ヶ月分程度
3年目以降業績評価に応じて5〜6ヶ月分

各種転職口コミサイトの投稿事例をもとに作成(個人・年度により変動)

「クボタは平均年収861万円で高水準」という数字だけを見て入社すると、1年目の夏は寸志15万円程度にとどまるという現実とのギャップに戸惑うかもしれません。査定期間が短い初年度は賞与額が伸びにくく、賞与額が本格的に上向くのは2〜3年目以降というのが実態です。

【要注意】“賞与5〜7ヶ月”の裏にあるリスク|業績次第で年収は大きく動く

賞与の比重が高い給与制度は、業績が好調なときは年収を押し上げる一方で、業績が落ち込んだ年には年収の下振れ幅も大きくなるという裏返しの側面を持ちます。社員の口コミにも「賞与の割合が高かったが、基本給に還元していく動きがある」という声があり、会社側も月給と賞与のバランスを見直す局面にあることがうかがえます。

提示年収を月給ベースで計算すると、賞与を含めた実際の年収より低く見積もってしまうことがあります。逆に、好調期の賞与実績だけを基準に生活設計をすると、業績悪化時の落差に対応しきれない可能性もあります。

転職前に確認しておきたいポイント
  • 求人票の提示年収が「月給ベース」か「賞与込みの年収」かを面談で確認する
  • 賞与の実績は年度・業績によって変動するため、直近数年の推移を確認する
  • 1年目の賞与は寸志水準にとどまる前提で、入社直後の生活設計を組む

クボタのボーナスは同業他社と比べてどうか

賞与額は基本給や年収全体の水準と連動する傾向があるため、農業機械分野で競合する井関農機と比較してみましょう。

企業名平均年収賞与の目安
クボタ861万円年194万円(5〜7ヶ月分)
井関農機629万円年101万円(2.7〜3.0ヶ月分)

各社有価証券報告書・転職口コミサイト調査データをもとに作成

クボタの平均年収・賞与は、同じ農業機械分野の井関農機を大きく上回る水準です。事業規模でクボタと重なる建設機械メーカー各社の年収水準もあわせて確認しておくと、業界内での立ち位置がより明確になります。

【2026年版】建設機械メーカーランキング世界・国内の大手企業を徹底比較

建設機械分野では日立建機の年収実態も参考になります。事業領域が近い企業でも、年収・賞与の水準は会社ごとに差があります。

日立建機年収 日立建機の年収は774万円|コマツより低い?実態を解説

クボタへの転職でボーナス・年収を伸ばすには

賞与額は業績評価と在籍年数に連動して伸びていく仕組みのため、転職時点でどの職種・部門に配属されるかが、その後の賞与の伸びしろを左右します。以下のポイントを押さえておくと、入社後のギャップを減らせます。

  • 選考段階で、配属予定部門の直近数年の賞与実績を具体的に質問する
  • 提示年収が月給ベースか賞与込みかを面談で必ず確認する
  • 入社1年目の待遇は寸志水準になる前提で資金計画を立てる

配属先ごとの賞与実績や評価制度の運用実態は、求人票だけでは読み取りにくい情報です。転職エージェントを通じて非公開情報を確認しながら見極めるのが近道です。

賞与額の高さだけを見て決断すると、配属や社風とのギャップで後悔するケースも見られます。クボタへの転職で後悔する理由にも目を通し、選考前に確認すべき点を整理しておくと安心です。

クボタへの転職で後悔する5つの理由|配属ガチャと社風のギャップ クボタへの転職で後悔する5つの理由|配属ガチャと社風のギャップ

まとめ

  • クボタの賞与は口コミベースで年間平均194万円、目安は月給5〜7ヶ月分
  • 2024年春闘では一時金215万円の要求に満額回答、2025年春闘の賃上げでもベースアップ12年連続を継続
  • 1年目は寸志スタートで、本格的な支給水準になるのは2〜3年目以降

提示された平均額だけでなく、配属される部門や入社年次による支給額の違いまで確認したうえで、転職の判断を進めてください。

クボタのボーナスに関するよくある質問

クボタのボーナスは平均いくらですか?

転職口コミサイトの集計では年間平均194万円、月給換算で5〜7ヶ月分が目安です。2024年3月の春季労使交渉では、クボタユニオンの一時金要求215万円に対して満額回答されています。

クボタのボーナスはいつ支給されますか?

多くの日系製造業と同様に、夏季(6月ごろ)と冬季(12月ごろ)の年2回支給されるのが一般的です。正確な支給日は年度ごとの労使交渉の妥結時期によって前後します。

クボタは新卒1年目からボーナスがもらえますか?

支給対象にはなりますが、1年目の夏は寸志として15万円程度にとどまるケースが多く、夏・冬それぞれ2.5ヶ月分程度の水準になるのは2年目以降です。業績評価に応じた5〜6ヶ月分の支給は3年目以降が目安です。

クボタの平均年収はいくらですか?

2025年12月期の有価証券報告書によると、平均年間給与は861万円(平均年齢39.9歳、平均勤続年数13.5年)です。前期(2024年12月期)の825万円から上昇しています。

クボタのボーナスは業績によって下がることがありますか?

あります。賞与は業績評価と連動する仕組みのため、会社や事業部の業績が悪化した年度は支給額が減少する可能性があります。年収に占める賞与の比重が高いため、下振れ時の影響も相対的に大きくなる点に注意が必要です。

※ 免責事項

本記事の情報は、クボタの春季労使交渉に関する報道・有価証券報告書・各種転職口コミサイトの公開情報(2024〜2026年時点)をもとに作成しています。可能な限り正確な情報の掲載に努めておりますが、情報の正確性・最新性を保証するものではありません。年収・賞与は個人の評価・部署・在籍時期によって大きく異なります。本記事の内容はあくまで参考情報としてご利用ください。最終的な条件等は必ず公式採用ページや会社説明資料等をご確認ください。

参照・参考元

株式会社クボタ 公式サイト

日本経済新聞「クボタ、7%賃上げへ 組合要求に3000円上乗せ回答」(2024年3月7日)

日本経済新聞「クボタ、6.2%賃上げへ ベースアップは12年連続」(2025年3月11日)

厚生労働省「民間給与実態統計調査」